ロンドンで味わう斬新なアフタヌーンティ

グルメ

ピカデリー・サーカスにあるホテル・カフェ・ロイヤルの「CAKES &BUBBLES」でアフターヌーンティーをしてきた。

2015年に世界一に輝いたペストリー・シェフと同じく2015年にスペインで一位になったチョコレート・ペストリー・シェフが手掛けるコースメニューがかなりクリエイティブで、アフタヌーンティのイメージを覆すようなものだったので選んだ次第。

サンドウィッチは無く、ケーキと泡=シャンパン(ヴーヴクリコがグラス1杯分)で£50(サービス料込で£56.25)と、なかなか金額も攻めている。

ファースト(友達にあげたコロロが写りこんでしまっているが)

ファースト

右下からスタート。

トルコ料理店などで出てくる、バクロヴァ。とにかく生地が繊細なので早く食べるように言われた。

ピスタチオが載っていて、中身はアーモンドエッセンスが香る、ふわっふわでとろける舌ざわりのホワイトチョコレートクリーム。トルコにはホワイトチョコが入ったものはないのだと、サービスの人も誇らしげ。

甘すぎるのが苦手な私でもとてもおいしいと思うので、日本レベルの甘さだと思ってもらっていい。

金の卵は、ひっくり返してみると、こんな感じ。パッションフルーツの香りがする。

スプーンを入れてみると、とろとろとしたプリンが出てきた。さらにその下にはカラメルソースが。

パッションフルーツのゼリーが薄いながらもしっかり固まっているから、中のとろとろしたプリン(フラン)が流れ出てこない。

逆さで出てきただけに、きっと硬めなんだろうなという予想が裏切られるところもいいし、2品目もハズレなしでうれしい。

二段目のコルクに模したスイーツは、見た目に反して柔らかく、中にはジャンドゥーヤが詰まっている。ふわふわクリームに、カリカリ食感のものが入ってよいアクセントになっている。

一番上の段は、ストロベリーとチョコレートのマシュマロ。ミントが香るのが、ちょっと邪魔に感じてしまった。

セコンド

本物のバラの上にしずくのように載っているものがセコンドのデザート。

ラズベリー、ライチ、ローズウォーターで構成されていると聞いた。一瞬でつるっと口の中に入ってきて、中はものすごく柔らかい。外側のゼリーはとにかくローズの香りが強め。

バラの花がテーブルにやってくると、やはりテンションが上がる。

サード

最後に出てきたのは、ハードチーズを模したチーズケーキ。

しかしスプーンですくうと、柔らかさに驚く。

色合いを見るとモンブランみたいだけれど、ホワイトチョコレートとヘーゼルナッツが使われていて、中のクリームはかなりチーズの風味が強い。

かなりチーズチーズしていて、ちょっと好き嫌いが分かれるかも。

いかにも焼きたてといった、ほんのりやわらかなクッキーが付いてきて、それですくって食べると、味のバランスが良くなる。

どれも小ぶりなので、人によってはお腹いっぱいにならないくらいのコース。

アーティスティックでユニークなケーキに興味がある人には是非訪れてほしい。

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