「清潔さ」4.9にして衝撃の物件
こんなことがあった。
以前、「清潔さ」が4.9で、レビューにもいくつも「clean」と書かれているところに滞在したことがある。実際は、トイレの便器の水が溜まっているところが茶色くなっていたり、イギリスなのに紙を詰まらなさいように横の汚物入れに紙を捨てるシステムにしていたり、まな板が茶色く変色していたり、天井に大きなシミがあったり、部屋になんともいえない臭いが漂っていたり、カトラリー入れが汚かったり・・・そんな家だった。
HSPのためのAirbnb物件探し~きれいな部屋の探し方
初日に家の中を案内されたとき、写真とあまりに違うと思って内心ショックで固まっていた。
それなのに「うち、きれいでしょうー!」と言われたとき、揉めたくなかったので、頷いてしまった。
ちなみにこの日は、トイレの紙を流してはいけないという説明がなく、大きめな汚物入れに気づいていなかった。
この1か月ほど前にレビューなしの物件で、キッチンの不潔さに我慢ができずキャンセルしていた。そう頻繁にキャンセルもできないのと、どうしても泊まるのが無理というレベルのギリギリ手前だったので、予約した2週間、なんとか自分を順応させようと考えたのだった。
数日後に吐露
ある程度衛生面でしんどいと思っても、今までの経験上、1泊するとある程度慣れる。
といっても、ちょっときついなあと思いながら過ごしていた。部屋になんともいえない臭いが漂っていたのは、できるだけ換気をし、自分でアロマオイルを買ってきって対処できた。
そして数日が経過したとき、またホストから、「うち、きれいでしょうー!みんな、うちに来ると、清潔でハッピーだって言うんだよ。」と言われた。
やり過ごそうかと思ったけれど、同意を求められたので、我慢ができなくなった。
「どこが汚いと思うのか言って欲しい」と言われたので、指摘した。友人に相談したら指摘するべきだと言われていたこともあって、正直に話すことにした。私は日本人で潔癖気味だから特別かもしれないけれどとフォローしながら。
本人はショックを受けていたようだけれど、聞く耳をもってくれた。
- トイレの便器の水が溜まっているところが茶色くなっていたこと⇒どうしたらいいのか聞いてきたので家にあった重曹がいいらしいと言ったらさっそく試してくれた。効果がいまいちだったようで、強力な洗剤を買ってきて何度も塗布したようで、ほとんど気にならなくなった。
- イギリスなのに紙を詰まらなさいように横の汚物入れに紙を捨てるシステム⇒紙を流したいならそうすればいいと言われた(その前から流していたけれど)。ただ母国で詰まらせた経験から続いていた習慣とのことで、本人は止めなかった。
- まな板が茶色く変色⇒ストックにあった新しいまな板を渡された。
- 天井に大きなシミ⇒対処できると思わず単に指摘したのだけど、やはり対応不可とのことだった。
- カトラリー入れが汚ない⇒洗ってくれて、見違えるようにきれいになった。
- さらにキッチンシンクの赤さびがあったのも、⇒洗剤を付けてこすったようで、見違えるようにきれいになった。
今まで、見慣れすぎて気づかなかったとのこと。「指摘してくれてよかった」と言われたので、わたしも、「次のゲストがきっと喜ぶね!」と盛り上げた次第。
別の物件で対応してもらったこと
また別の貸切物件で、「清潔さ」が5.0だったけれど、シンクと壁の間のパッキンのカビが気になっていた。相談したら、カビ取り剤を試して効果がなかったことから、パッキンの取り換え作業を行ってくれた。
自分の家でないので、傷つけるような発言はしてはいけないと思うけれど、お互いがハッピーに過ごすためには、必要に応じて指摘すると、ホストの今後の利益にもなる。