どんな物件にも、はじめて貸し出される日はあるわけで、一概にレビューがないものが悪いとは限らない。
プロフィールページから、他多数の物件を扱っていたことがわかり、いくつか悪くないコメントがあったので、そのレビューなしの物件を予約した。
結果大失敗だったという話。
部屋にあるはずの設備がない
セルフチェックイン(建物の外にキーボックスがある)するタイプの物件だった。
入った瞬間陰気な感じがして、嫌な予感がしたが、自分の部屋を探し当て、中に入ってみる。
予約内容になかったけれど、お願いしていたドライヤーがない。
部屋にあるはずの仕事用スペース(机、椅子)がない。
ブラインドが壊れていて、外から覗かれてしまいかねない状況。
返事がストップ
最初にチェックインしましたとチャットで報告しつつ、ドライヤーがないと伝えたまでは、非常に連絡がスムースだったホスト。
しかしその直後に仕事用スペースがないのだけれど、問い合わせたら返事がストップ。
キッチンが不潔
共同キッチンに行ってみたら、なんと蠅取りリボンがぶら下がっている。蠅もいっぱい付いている。
戸棚を開けてみると、とてもじゃないけれど小汚く使えない食器が。
まだホストからは返事が来ないけれど、キッチン用品を交換してもらえませんかと追加で連絡する。
2時間待っても返事がないので予約をキャンセルし、荷物をまとめて部屋を出た。
すると、ホストから、今メッセージを読んだ、こちらもずっと応答できるわけではない、考え直してくれないかという返事が来た。
Airbnbの反応
Airbnbは日本のカスタマーサポートが相談に乗ってくれる。
そのため、予約をキャンセルする前に連絡して反応を待っていたけれど、時差があり返事が来なかったので、こちらの判断でキャンセルした。
翌日返事が来たことには、予約通りの物がなかったこと、不潔だったことに加え、ホストと2時間連絡が取れなくなったことも、十分良くないという反応だった。
※現地時間構わず電話がかかってくることがあるので、携帯は夜間おやすみモードをセットしておいた方がいい。
返金手続き
最初にキャンセルしたタイミングで、宿泊料金の一部返金が自動で行われた(物件ごとのキャンセルポリシーによる)。
しかし、残りの宿泊料金、掃除料金については、「問題解決センター」に、証拠写真と状況説明をすることで自分で申請する必要があると、Airbnbカスタマーサポートから言われた。問題に気づいてから24時間以内に申請が求められている。
サービス料金(Airbnbの取り分)は返金対象外だった。
問題解決センターがその後ホストに連絡を取り、ホストが無視したので、カスタマーサポートが催促を行った。
その後、カスタマーサポートの仲裁により私の主張が認められ、残りの宿泊料金、掃除料金が返金される運びとなった。
5~15営業日でクレジットカードに返金されるという流れ。
教訓
物件を実際に見てから問題に気づきキャンセルをした場合、サービス手数料まで全額返金できる条件(無料返金期間終了前、など。宿泊当日が無料返金期間である物件がない)が揃うことはない。
Airbnbは痛くもかゆくもないというのがなんとも・・・。
ゲストはキャンセルすると、お金を損するし、急遽違う部屋を探さなければいけないしで大変。
どうしても無理なときだけ、リーサルウェポンとして使おう。
部屋が良くなかった場合、ゲストにはレビューに残す人と、まったく書かない人がいる。状況からして、私がその部屋のはじめてのゲストということは絶対無さそうだったので、後者のパターンだったのだと認識。
今後はリスクを取りたくないので、レビューがある程度集まった物件のみ予約することにした。