KINTANの評判
ロンドンで割と知られている焼肉屋が、KINTAN。オックスフォードサーカスとハイホルボーンに店舗を構えている。ハイボルボーンのお店で先日一人焼肉をしてきた。
こちらでは、焼肉は「Yakiniku」ではなくてJapanese BBQという。最初にKINTANの名前を知ったのは2017年で、ベネズエラ人からその存在を教えてもらった。とくに日本マニアでもない人だったので、よく知っているなあと思った。”卓上のBBQ”がJapanese BBQの特徴と聞き、言われてみればそうだなと思った。
日本マニアのイギリス人たちがお店を褒めていたけれど、実際にお店に行った日本人の友達からは「それなり」と聞いていたので行くのを躊躇していた。
しかし今、キャンペーンで安くなっているので訪れたという次第。
お店の雰囲気
店内には日本人のスタッフはいない。内装はスタイリッシュ。ロンドンでは当たり前ではないのだが、テーブルごとにアクリル板で区切られるというコロナ対策がなされている。
ケースにお皿やお箸などが入っていて、自分で配置するシステム。これもコロナ対策なのだろう。
ロンドンの焼肉を実食
メニューでは、イギリス産(=国産)のお肉が、アメリカ産のものより安め。
せっかくイギリスにいるので、イギリス産のカルビ(£7.5)、ハラミ(£7)をオーダー。
カルビは醤油系のタレ、ハラミは味噌系のタレでいただいた。どちらのタレも、甘辛で、そこそこ。このレベルなら文句を言う人は少ないと思う。個人的な好みで言えば、牛角よりもおいしい。
問題は肉の硬さだ。カルビなのにとろけるような舌ざわりはなく。軟らかいものもあったけれど、基本的に硬いものばかり。いくら噛んでも噛み切れず、口に残ったものもあった。
もしかしたら、アメリカ産のお肉ならもうちょっと軟らかいのかもしれない。
夕方6時くらいになると、だいぶ席が埋まった。半分くらいが日本人だった。
焼肉を無性に食べたくなったとき、日本が恋しくなったときのために覚えておくと便利。