濃厚接触になると、身の扱いが難しい。感染者であれば入院や隔離の施設に入ることもあるが、濃厚接触はある意味中途半端で、どうにもならない。
ホテルで自己隔離はどうか。以前帰国時に政府の隔離ホテルに滞在したあと、空港近くのビジネスホテルで自己隔離したことがある。
羽田、成田ともに空港近くでは、陰性ならば受け入れるというスタンスのホテルが多かった。
今回は、濃厚接触者として観光地のホテルにいくつか打診したところ断られた。陽性者が出たら営業停止などもまだあるのかもしれない。
ウィークリーマンションは初期費用がかかって割高になることがある。
Airbnbの貸切物件はたぶん受け入れてもらえるだろうと思いながら連絡したら、やはりOKだった。一軒家、アパートの一室であれば、ほかに迷惑をかけることもない。ほかにも、以下のような利点がある。
- ビジネスホテルより部屋がずっと広い。複数部屋がある物件も。
- バストイレが専用なだけでなく、キッチン(電子レンジ含む)と洗濯機がある。
- 1泊あたり、ビジネスホテルより安い可能性が高い。
- セルフチェックインができる物件ならなおさら人との接触が少ない。
- ホテルで出前を頼むと、ホテルスタッフが部屋に運ぶなどの手間を生じさせることになる。
濃厚接触者になったときは是非これを思い出してほしい。
ホテルには濃厚接触者であることを伏せて予約しようと考える人もいるかもしれない。少なくとも入国者の場合、隔離施設名を国に報告する必要があるし、その後発症する可能性がわずかでもあることを考えると、最初から隠さないほうが無難だと思う。