コロナ禍にイギリスから帰国する際のフライトの選び方

必要な知識

この時期はフライト選びもトリッキーだったりする。

一番いいのはロンドンから東京への直行便だけれど、予算の問題もある。乗り継ぎ便を選んだことによる後悔した経験をお伝えしよう。

乗り継ぎ便でいいのか

イギリスは変異株の問題があるから、直行便を使うべきなのかと考えた。しかしどこにも書いてない。在英日本大使館と日本の厚労省のホットラインに問い合わせたけれど、乗り継ぎ便で全く問題ないということだった。

乗り継ぎ便の場合は経由地をチェック

ロンドン・ドバイ路線が人気と知らず、ドバイ経由のフライトを選んだら、まさかの満席。航空会社のホームページには、席間隔を空けていると書いてあるから選んだのに、まったくあてはまらなかった。

ドバイから東京は席間隔に余裕があったけれど、ドバイ到着までは生きた心地がしなかった。

想像してほしい。マスクをすることが義務付けられていても、食事時はマスクを外して会話をする人が多いことを。しかもそれらの会話が半径1m以内で繰り広げられることを。(そして注意をしても無視されることがあることを)

ホームページの文言を信じることなく、情報を集める必要があるだろう。

(オンラインで座席指定をするとき、混雑具合がわかると考えるかもしれない。だけれど、選択できない席が本当に人が座っているのか、間隔を空けるために選択できないようになっているのか分からなかった)

また経由地で検査が必要なのか、陰性証明を提示すればいいのか、どういう陰性証明が求められているのか(検査法が決められていたり、プリントされていないといけないなどルールあり)などもチケットを買う前に確認しよう。

フライトの変更手数料はかかるか

チケットを買うときは、変更手数料無料のものがおすすめ。

もしも出国前のコロナ検査が陽性だったら、フライトを変更しなければならないから。

また検査が陽性だったら出国できないので、ビザの期限より2週間程度は余裕をもったフライトスケジュールを組むべきだろう。

どこでチケットを買うか

この時期は、代理店経由でチケットを買うなら慎重になった方がよいかもしれない。

友人がトルコ経由で帰国するのに、直前にフライトがキャンセルになった。ロンドン・イスタンブール直行便が禁止になったのだ。

それならロンドンからイスタンブールまで乗り継ぎ便で行けば、予定日に無事帰国すると考えたのだけれど、アメリカの代理店がチケットを発行できないという答えだったという。

航空会社のコールセンターも対応してくれず、結局航空会社の公式ツイッターに連絡し、対応してもらったということだった。

なにが起こるか分からないこの時期は、多少値段が高くても、航空会社から直接買うなどした方がやりやすいのかも。

彼女の場合は、出発予定の前々日にフライトがキャンセルになり、2日間奔走。出国予定の前日の夜にチケットが発行された。

PCR検査を出国予定の3日前に受けていたので、出国日が1日でもずれると陰性証明が無効になってしまうから、余計に焦ったとのことだった。

そういったトラブルの可能性も頭に入れておこう。

羽田着か成田着か

政府隔離ホテルの後、ホテルで自己隔離する場合は、羽田着か成田着か考える必要がある。

すべてルームサービスや宅配で食事を済まそうとすると、ものすごく大変。

私は覚悟のうえで成田の近くのホテルを選んだのだけど、コンビニ宅配サービスがこのエリアはない。また出前の選択肢が限られている。

裏技として、成田着でも、検疫所のバスで羽田空港まで送ってもらえることも知っておこう。ただ移動時間が1時間以上かかるのは確か。陰性の結果を重ねての退所ではあるけれど、長時間バスに乗ることは考えておこう。

おまけ:出国時のチェックインで気を付けること

厚生労働省の質問票は、日本の入国時にQRコードを見せることになっているけれど、出国時の搭乗カウンターで提示が求められた。これがないとダメと言われ、その場で入力しなければならなかった。時間がかかるので、事前に入力しておくのがおすすめ。

誓約書は、印刷して持参する必要がない。日本に到着後に空港でもらえる。

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