中国系航空会社を利用
ヨーロッパに安く行くには、中国系の航空会社を選ぶのがいまはおすすめ。
とくに、時間がある人限定になるが、トランジットを24時間近く取って現地泊をすると、宿泊料を入れても安くなるし、プラス1都市観光ができる。ビザ取得は不要(2023年7月現在)。
中国系航空会社のメリットはもうひとつある。多くの航空会社と違い、ロシア上空を迂回しなくてよいので、移動時間が短く済む。
評判が良くないし、これまで食わず嫌いをしてきたが、思い切って利用してみた。
ロンドンに行くなら中国南方航空(現地泊の料金は航空会社負担のようす。要確認だが)、ローマに行くなら中国東方航空(現地泊の料金負担は2023年7月時点ではしていなかった)を利用になる。
中国東方航空で感じた不具合
見たところではあるが、日本人は私以外いない様子だった。
多くを期待していなかったので、無事に飛べばそれでよしといったところだが、敢えて言えば、以下が不具合だった。
- ホームページからはなんでかオンラインチェックインができなかった。
- コンセントが壊れていたので、前の席のものを使った。
- フライトマップが途中から反映されなくなった。客室乗務員もあれ?って感じだったので、いつもではないのかもしれない。
- 画面で、「あと1分で到着」となったのに、その後「あと3分で到着」になったりを繰り返していた。
中国東方航空の機内食
成田・上海便
正直なところ、今まで食べてきた機内食のなかで見た目はよくない。しかし思ったよりもおいしく感じた。普通である。
上海・ローマ便
ローマ便だからなのか、ハム系がよく出てきた。
下の写真のメインは、八角が効いたポークライス。右上の緑のパックは、茶色の豆のぜんざい風のもの。
バターがあるのにパンを入れ忘れたのか?もしやロータスビスケットにバターを塗るのか?と食べていたら(けっこうおいしい組み合わせと判明)、だいぶ後から温かいパンが届けられた。
到着前に出てきたもの。
中国入国のためのコロナ検査
2023年8月現在、中国への渡航は48時間以内のコロナ検査をして、ウェブサイトなどから健康状態を申請する必要がある。抗原検査をセルフでやるのでもOK。ウェブサイトでは、検査結果の画像アップロードは求められないのだが、虚偽申告した場合の脅し文句が恐ろしいのでしっかりやりたい。
日本を出国するときと、中国を出国するときと両方申請する必要があるので、1回の審査が両方の申請をカバーするように時間を考えてコロナ検査をした方がいい。つまり、中国を出国する(現地時間で。日本より1時間早い)48時間以内に検査をするということ。
上海浦東空港でのトランジット手続き
上海空港に着いたあと、いたるところに、初めての中国訪問&指紋登録をする機械がある。
中国訪問は初めてではないが、指紋登録した記憶がないのでやってみたがうまくできなかった。
トランジットの窓口でもできるから気にしなくていい。ここで分かったのは、指を立てた方がいいということ。
空港は混雑しているが、係員にトランジットだと伝えると、すぐに誘導してもらえる。中国出国のフライトの情報を見せたりする程度。パスポートには24時間有効の紙が貼られた。そして翌日出国時に提出する書類を渡される。
上海空港では、空港出入口でも身体検査がしつこいほど行われる。
荷物チェックはバッテリーも何もかも出さないといけない(成田では小さいバッテリーは出さなくてもよかった)。
中国トランジットの感想
入国検査をして荷物を取って街に出る、またパッキングして早めに空港着いて、いろいろ審査して・・・が結構大変だと思った。荷物が少なければいいかも。
上海では、Google Mapが正しく表示されていない(100m以上ずれて表示されていたりする)ので、ホテルが見つからず、迷子になったせいもあって疲れたからかもしれない。