Airbnbで19軒の家に泊まった経験から語ります。
部屋探しは一般的に、中心地から近いか、駅から近いか、部屋が広いか、インテリアが好みか、そして価格がポイントとなる。
HSPの場合、さらに気にしたいのはどんなところなのだろうか。どうやって見極めるのか、方法にも触れている。
部屋が清潔
部屋が清潔というのは本当に大切。
私が予算とアメニティ・施設(キッチン、洗濯機が使えるか、など)を設定したうえで一番重視しているのは「清潔さ」。
詳しくは以下の記事で書いたけれど、レビューで「清潔さ」が5.0となっていて、利用者がコメントでも清潔と言っている部屋を選んでいる。
そうでないと、身の置き場のないような辛い思いをする。
ホストが機嫌がよい
人の機嫌に左右されてしまうHSPなので、ホストのキャラクターは重要だ。シェアの物件なら一緒に暮らすのでとても大切だし、貸切物件でも会うことがあるし何か困ったことがあれば連絡を取り合うことになるので、無視できない。
レビューでは、ホストの人柄に触れていることがよくある。「コミュニケーション」「掲載情報の正確さ」が限りなく5.0に近いといいし、コメントでも多くの人に絶賛されていることが必須。
ホストも疲れていたり、自身の状況が悪ければ余裕がなくて不機嫌を出してくる可能性がある。
相性もあるし完全にはレビューでは分からないけれど、とくに長期滞在(Airbnbでは28日以上)のゲストのレビューに注目するといいかと思う。誰でも数日間の短期のゲストにはいい顔をできるので。
あと、リピーターがいると信頼度が増す。リピーターは、コメントで、「2度目の滞在」などと言っているので、そこをチェックしたい。
ホストが口うるさくない
ホストの人柄と関連しているが、口うるさい人ほど、ハウスルールの欄を中心に、たくさんのことを書いている。
ルールが厳しいけれど、実際はとても寛容、というホストには、今まで会ったことがない。
「キッチン利用時はシミひとつない状態にしてから離れること」というルールを掲げられていたときがあった。シンクの端の水滴まで指摘されるかもしれないなど考え、毎回掃除に時間をかけることになり、清潔なのはいいけれど、気持ちが疲れてしまったという経験がある。
キッチンが独立して料理しやすい
HSPは、人に見られていると、思うように行動できないと言われている。なので、キッチンまわりの環境は事前に確認したいもの。
以前、キッチンが独立していなくて、リビングに隣接していて間に壁や扉がないパターンのものがあった。キッチンで作業するときにリビングにホストがいたりして、まったく落ちついて作業することができなかった。
特に、ロックダウンでリビングでリモートワークしているホストが今時期は多い。またシェフなんかも仕事がなくて自宅待機したりしているので、いつも以上に気になる要素だ。
これは、掲載されている写真を見るとある程度判断できる。物件によっては設計図が掲載されていることもある。
洗濯しやすい
洗濯は、1週間に1回が基本のよう(とくにホームステイでは)だが、頻繁に洗濯したい私にはそれは厳しい。
まず掲載情報に「洗濯は1週間以上滞在の人のみ」など書いてあるとまず、洗濯にうるさい人なのかと思われる。
予約前に洗濯頻度にルールがあるかなど聞いて機嫌のよい返事が返ってくるとベストだと思うけれど、実際は事前に確認したことはない。
家の周りの環境が良い
家の中がきれいならばそれで良しと思っていたが、家の周りの環境がいまいちの物件に滞在していたとき、通学で駅との行き来の間に、気分が萎えることがよくあった。
たとえば道路にゴミが捨てられていることが多いとか、歩いている人の雰囲気がすさんだ感じだとか。
そういった治安の悪さは、レビューの「所在地」に表現されていることが多い。所在地というと、便利な立地がすぐ浮かぶが、そういったことも反映されている。
騒音が少ない
ホストなどと一緒に暮らすシェアの物件(個室)では、家の中の音がよく聞こえる。隣の部屋だけでなく、廊下をはさんでいても向かいの音が伝わってきたことがある。2階にいると階下の音が聞こえやすい。なのでシェア物件はある程度の音を覚悟してほしい。
また貸切で一人暮らしするにしても、「タウンハウス(町家・長屋)」は、隣の家の音が結構聞こえる可能性が高いと経験上言える。
さらに、高速道路をはじめ交通量が多いエリアは、車の音が結構入ってくる。これは、予約する前にダメ元でホストに質問してみるとよいかもしれない(どこまで本当の回答があるかわからないけれど)。
詳しくはこちらに書いてあるので読んで欲しい。