イギリス自己隔離用の部屋探し:貸切物件 vs ゲストハウス

Airbnb
2021年10月4日以降、日本でワクチン接種が完了(2回目接種から2週間以上経過)している人は予防接種証明書を持参すれば、出国前のPCR検査、イギリス到着後の10日間隔離、day 8のPCR検査が不要になる。day 2もPCRでなく安価なラテラルフローの購入に変わるので注意!(2021.9.17) 

宿泊施設の値上がりがすごい

入国後に10日間隔離する間の部屋は、貸切ではなく、ゲストハウスのような物件でもOKとされている。

Booking.comとAirbnbを見ると、いまは観光客が増えているせいか、全体的に価格が高騰。昨年借りた複数の部屋の値段も見てみたが、昨年は需要が無くて値下げされていたこともあって、大きく値上がりしていた。据え置きのところもあったが少数派。

貸切物件は数万円上がっているし、ゲストハウスでキッチンやバストイレが共用のタイプは、3倍の値段を付けているところもあって驚いた。

どこも手の届かないものになってしまった。いまはポンドが高いだけに、余計に高く感じる。

10日間の隔離は、ふつうは電子レンジや冷蔵庫が必須なので、キッチン付きの物件を探すことになる。貸切物件とゲストハウスのメリットを比べてみよう。

自己隔離中の貸切物件のメリット

やはり、感染させる、感染させられる可能性をできるだけ排除したいので、できれば貸切物件を選びたいのが本音。

ゲストハウスだと、共用部は人が立ち去ってある程度空気が入れ替わってから向かうなどする必要がある(私の感覚では)。キッチンの冷蔵庫、レンジ、蛇口などの接触が気になるので、こまめに手を洗ったり、消毒したり、それらの場所を拭いたりするのだが、その後他の人が触れば、またやり直しになる。

個人的には風呂トイレが共用の場合、ほかが男性ゲストだとなおさら手を洗ってからドアノブなどに触っているのか疑心暗鬼になる。性差別ではなく実際トイレのあとなど手を洗わない男性が多いから。いろいろな国のいろいろな人がいるので、コロナ禍になってからしっかり手を洗う習慣ができたかというと相当疑問。

そんなところに神経を使うので、貸切のが不安が減りそう。

ついでにできれば庭付きを選びたい。

自己隔離中の ゲストハウスのメリット

節約のためこちらを選択。

部屋の外に出るのは必要最低限なのだが、キッチン、バス、トイレが共用だと、部屋の外に出る機会が日に何度もある。階段があったりすると余計に、リフレッシュできるようだ。

今年の初めに成田で政府隔離ホテルに入ったときは部屋のドアの外に出れず、かなり圧迫感があったので、それが分かる。

人と接しないように気を付けてはいるけれど、どうしてもスタッフや他のゲストと顔を合わせたり、話す場面が生じる。そのせいか、孤独を感じないし淋しくないとも言える。

ただ、他の部屋から咳している声が聞こえてくるのが恐ろしい。貸切物件でも近所の部屋から咳が聞こえるとかなりストレスだったが、ゲストハウスだと数倍恐ろしい。


いまは、そういった恐怖を、感染対策で紛らわしている。消毒などのほか、マスクや部屋の換気もしている。自己隔離中は、PCR検査があるのもかえってありがたいかも。

ゲストハウスでもせめてEn Suiteで風呂・トイレ付なら、蛇口やドアノブの接触や換気に関するストレスが減る。

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